第96回 ガネット研究会 7月26日(日)<報告>
13:30~16:30


「子どもたちと一緒につくる絵本」オンライン実技と講義

      • 講師:もっさんみいこ 氏(絵本作家)

「想像してみて」「新しい発想で」「自由につくろう」
伸びやかに聞こえるけれど大人は勿論、子どもたちにも悩ましい言葉ではないでしょうか?
ではどうやって、できるようになるのでしょう。

「絵本って、こんなに自由!」ともっさんみいこ氏。
充分知ったつもりになっているメンバーは半信半疑のスタートだったかもしれません。
けれども終了時間には、その言葉が嘘ではないこと参加者は理解できたように思えます。


従来の絵本は教訓や戒め
「こんなことしたらダメよ、こんな目に遭うよ!」
または勧善懲悪的に
「いいことをしたら、こんなふうに返ってくるよ。」


もっさんの紹介する絵本は
「どうして、そんなことになるの!?」
奇想天外、という言葉が少し古く感じるほど
「なんでもアリ」の連続です。

今回はアトリエ会場とオンラインで研究会を結びました。

会場では、もっさんの読み聞かせ
ページをめくるたびに参加者が絵本ににじり寄っていき
読み聞かせの力を実感させられました。

大人は読み聞かせてもらう経験が少ないから

余計に新鮮に感じたのかも。
ページをめくるのももどかしく
「次はどうなるの?」とワクワクドキドキする。

さて、前半の実技は「続きの物語」。

みんなが知っている昔話の一ページだけ
もっさんがイラストで描いたものの続きを
参加者が描くというもの。

後半は「何考えてるの?」

身近にあるモノが生きて動き出すと
どんなお話が出てくるかな。

後半になるとオンライン越しにも

みなさん雰囲気に慣れたのか
モノに憑かれたような実践が出てきて大笑い!
モニター越しの感覚を忘れました。


自由な発想は「言っても笑われたり、
馬鹿にされたりしないという

信頼関係から生まれるモノ」と私は思います。
絵本を「描かせる」「作らせる」ではなく
「なんでもアリだよ!描いてみよう!」
と、背中を押してくれるそんな提案を
もっさんみいこさんはしてくれたように感じます。

この日は大阪の会場に

宝塚、神戸、須磨、岡山、沼津と
10名ほどがオンラインで集まっていただきました。
ガネット 創設以来、初めてお話しする方もあり、感激です。
「zoomって会った気になるわね。」
と初参加のご意見。

次回の参加をお待ちしています!

当日の様子は、2時間弱に編集した録画mp4(有料800円)をダウンロードでご覧いただけます。ご希望の方は、メールまたはLINEでお申し込みの上

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<報告>赤座雅子