アトリエ近くの高校の銀杏が
黄色に輝く日和でした。
11月26日(日)キッズクラフト・アトリエにて
85回のガネット研究会報告です。
(1)子ども造形絵画ポテトクラブ・星野和子「幼児の楽しむ造形」
身近なもので遊ぶことの大事さを3歳〜5歳の制作の制作画像から講義。
幼児の表現は素朴な形で行われる。
空き箱を開いたものを兄に見立てた作品や
身近なものからイメージして遊ぶ様子を
幼稚園教育要領・保育所指針・保育要領の観点から捉える。
子ども自身の発見や創造、工夫があるにもかかわらず
保護者がゴミとみなしてしまう話などのエピソードには
「捨てられてしまっても、つくっている時間(経過)が大事だよと、子どもに伝えます。」参加者の実践からの声があった。
(2)キッズクラフト・赤座雅子「伝えたい想いを絵で表す」
今年6月から年齢別にクラスを再構成した経緯を説明。
どのようにカリキュラムを構成しているかポイントを
具体的に話した。
保護者と子どもが相互理解ができるよう
お話の時間を設けていることから
参加者それぞれのアトリエの実践の話に広がった。
(3)絵画造形教室らぴす・北田絵里子
「削って遊ぼう〜アクリル板でアート」
教室は3歳から小学6年生までの子どもが2時間
一緒に活動している。
ブログがいつもアイディア満載なことから
詳細についての質問も寄せられた。
この日の題材はアクリル板を紙やすりで削るもの。
シンプルだけに許容があり
絵画教室の先生たちならではの工夫で発展した。
造形関係の就職希望の大学生の参加で
終了後もアドバイスあり、相談あり
みなさん立ち話は長く、尽き難くありました。
次回は2018年5月27日(日)吉留和子さん(アトリエ絵瑠馬)
海の見えるアトリエで研究会を行います。
少人数ですのでガネット会員が優先となります。
よろしくお願いいたします。
事務局:赤座雅子